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2017年1月の家計調査の結果

2017/03/03
調査部

○1月の二人以上の世帯の実質消費支出は減少

総務省「家計調査」によると、1月の二人以上の世帯の実質消費支出は前年比-1.2%と、11ヶ月連続の減少となった(図表1)。マイナスの寄与度が最も大きかった品目は食料(前年比-2.6%)で、前月までと同様に「生鮮野菜」(前年比-2.7%)が減少したほか、価格が上昇した「いか」(同-49.5%)などの魚介類、外食、穀類も減少した。そのほか、11月、12月と大幅に増加していた「自動車購入」は、1月は前年比-31.9%と減少に転じた。もっとも、自動車の実際の販売台数は前年比+14.4%(乗用車、除く軽)と好調であり、家計調査の「自動車購入」の結果は実態とかい離しているとみられる。

また、月々の振れの大きい「住居」や「自動車等購入」を除いた実質消費支出(除く住居等)は、前年比+0.3%と9ヶ月ぶりに増加した。また、季節調整値では前月比+0.5%、除く住居等でも同+3.2%と、いずれも増加した(図表2)。 ....(続きは全文紹介をご覧ください)

図表1 .実質消費支出の推移(前年比)         図表2 .実質消費支出の推移(季節調整値)

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