経営戦略
三菱UFJフィナンシャル・グループ一体となっての顧客支援も含めて、他社にはない独自の総合ソリューションをご提供致します。
わが国では、高速道路や新幹線などの交通インフラの充実により、様々な活動における行動範囲や頻度が拡大し、物流と人流の双方において様々なストック効果を得られた一方で地域の経済格差も拡大しています。また、人口減少や高齢化の進展、地方財政の逼迫などにより、公共交通サービスの低下等、日常の移動が不便になる人が増加するなど、地域交通に対する課題も顕在化してきています。産業・消費活動を支える物流においては、人口減少下における労働力不足対策として効率化が喫緊の課題となっています。
こうした課題に対応して、国・地方の財政制約のもと、道路・鉄道・空港・港湾といった各種インフラの整備や地域公共交通活性化に係る事業の必要性検討、ビジョン策定、事業実施支援、合意形成に向けた取り組みなどの重要性はますます高まってきています。当社では、中央官庁や地方公共団体、民間事業会社等に対して、高速道路や新幹線の整備効果分析、鉄道・バス・タクシー等の公共交通活性化に関する計画策定、物流拠点の整備・活用や共同物流・共同集配等の物流効率化検討などを行い、交通・運輸・物流面からみた国土づくり・地域づくりを支援しています。
当社は、経済モデルを用いた効果分析、統計・GISなどのデータ解析を得意とし、高速道路や鉄道に関連する整備効果・地域づくり戦略策定に対する豊富な知見を有している強みがあります。また、地域交通に関しては公共交通空白地に代表される地域特性に応じた柔軟な対応策の提案、物流に関してはサプライチェーンの最適化や大規模災害時の支援物資物流等に関する実績を有しており、様々な交通や物流に関わる課題へ対応策検討などに活かすことができます。
・地域・産業特性を踏まえた高速道路・高速鉄道の整備効果分析・活用策の検討支援
・地域公共交通に関する計画策定支援
・物流円滑化・効率化支援