経営戦略
三菱UFJフィナンシャル・グループ一体となっての顧客支援も含めて、他社にはない独自の総合ソリューションをご提供致します。
Myanmar Survey Researchとの覚書締結について
～メコンエリアでのコンサルティングサービスを強化～
2019/10/01
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：村林 聡、以下MURC）のタイ現地法人であるMU Research and Consulting (Thailand) Co., Ltd.（以下、MURCT）は、ミャンマー最大規模のコンサルティング会社であるMyanmar Survey Research Co., Ltd.（本社：ミャンマー・ヤンゴン、以下、MSR社）と、2019年9月27日付で顧客紹介や人的・知的交流に関する覚書を締結しましたのでお知らせいたします。
1．趣旨・背景
MURCはかねてより東南アジア市場を重点市場として捉え、同エリアにおけるコンサルティングサービスの提供に注力してまいりました。コンサルティング事業本部の国際案件におけるASEAN・南アジアの受注案件は全体の6割程度となっています。
MURCTは設立から1年半超が経過し、アユタヤ銀行をはじめとしたMUFGのお客様からの引き合いに基づき、タイのみならずミャンマー、カンボジア、ラオス等もカバーエリアとして、東南アジアを起点とするサービスを提供しております。今年度の売上は前年比倍増を見込んでおり、特に東南アジアの中でも成長市場であるミャンマー市場へのお客様のニーズが高まっていることから、このほど、ミャンマー現地の大手コンサルティング会社であるMSR社とのアライアンスを活用し、更なる顧客サービス向上を図ります。
ミャンマー関連のビジネスは、新規進出に加え、本格事業化を視野に入れた戦略再構築、FS（フィジビリティ・スタディ）支援件数も上昇傾向にあります。ミャンマー国内で全国展開しているMSR社とのコワークにより、特にマーケティング分野が強化され、そこにMURCが得意とする戦略コンサルティングを重ねることで、お客様に対して提供できるサービスの幅が大きく拡がることになると考えております。また、ミャンマー内需市場獲得のための地場企業とのパートナー戦略をご検討されるお客様に対しても、MSR社が持つ現地財閥系企業とのネットワークを駆使して質の高いコンサルティングサービスの提供が可能になります。
MSR社には、大型のインフラ・不動産案件などで政府が義務付ける環境評価アセスメント（EIA）サービスを提供する専門チームもあります。複合施設開発から発電所などの建設案件まで、地域・業種に関わらずサービス提供が可能です。MURCとMSR社が協力することで、環境面に配慮しながらミャンマー経済の発展に貢献することができると考えております。
2．各組織の概要
■Myanmar Survey Research Co., Ltd.
MSR（ミャンマー・サーベイ・リサーチ）は1995年に設立されたミャンマーにおける最大規模のコンサルティング会社の一社です。ヤンゴンに3拠点、マンダレーに1拠点のオフィスを構え、500名超の社員を擁しています。同社はミャンマー政府、国内大手財閥、民間企業との直接のネットワークを活用し、大手日系企業、欧米系外資企業、政府機関、NGOなどに調査や各種コンサルティングなどの専門サービスを提供しています。
■三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社、MU Research and Consulting (Thailand) Co., Ltd.
三菱UFJリサーチ&コンサルティングは、三菱UFJフィナンシャル・グループ（MUFG）のシンクタンク・コンサルティングファームです。民間企業向け各種コンサルティング、国や地方自治体の政策に関する調査研究・提言、経営情報サービスの提供、企業人材の育成支援、マクロ経済に関する調査研究・提言など、幅広い事業を展開しています。
MU Research and Consulting (Thailand) Co., Ltd.は2018年2月に設立されたタイにおける現地法人であり、タイおよび周辺国への進出ニーズや東南アジアを起点とするグローバル展開に対するサービスサポートを提供しています。
本件に関するお問い合わせ
三菱UFJリサーチ＆コンサルティング株式会社
コンサルティング事業本部｜君島 愼一
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E-mail：kimijima@murc.jp
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