経営戦略
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ドル建て国際商品市況全般の動向を示すロイター・コアコモディティーCRB指数は、2020年1月3日に9カ月ぶりの高値をつけた後、大幅に下落し、4月1日には1999年2月以来の安値をつけた。先行き、感染拡大の収束や世界景気の回復の動きとともに原油や銅などコモディティ相場は回復に向かおう。一方、金は高値追いが、一服するだろう。
国際指標とされるブレント原油は、3月30日に21.65ドルと2002年3月以来の安値をつけた。産油国による協調減産は、一定程度、原油相場を下支えするものの、新型コロナウイルスの感染拡大が収束に向かい、停止されていた経済活動の再開の動きが広がるまで原油相場は弱含みの展開となろう。
銅相場は、3月19日に4,371ドルと2016年1月以来の安値まで下落したが、足元は中国の経済活動再開の動きなどが伝えられる中、5,000ドル台に乗せて推移している。年後半には、新型コロナウイルスの感染収束し、世界景気が回復するのに伴って、相場は5,000ドル台後半に持ち直す動きとなろう。
金相場は、2020年3月中旬に1,450ドルまで急落する場面があったが、4月14日には1,746.50ドルと2012年11月以来の高値をつけた。新型コロナウイルスの感染拡大がピークアウトしたとの認識が広がる局面になれば、これまでの金買いの巻き戻しが起こる可能性があるが、急激な動きにはならないだろう。
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