経営戦略
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~2007年4~6月期以降、米景気は3%成長に回復へ~
○実質GDP成長率は、2007年:前年比2.3%(見込み)、2008年:同3.2%(予想)。
○2007年の米国の実質GDP成長率は2.3%と、対イラク戦争のあった2003年の2.3%以来の低成長にとどまる見込みである。もっともこれは、住宅投資や在庫投資で前年からの調整が続いた影響により年初の成長率が低下し、発射台が低かったことによる。足元ではこうした調整に底入れの動きがあらわれていることから、4~6月期以降は3%程度の潜在成長率に回復する見通しである。
○2008年は前年からの成長ペースが持続し、実質GDP成長率は3.2%と潜在成長率なみの水準まで高まることが予想される。設備投資や企業収益の拡大が続くほか、雇用の増加も見込まれ、企業部門、家計部門とも安定した動きを続けよう。
○もっとも年後半には原油価格上昇などを背景にインフレ率や金利の上昇が予想され、成長率はやや低下するとみられる。