経営戦略
三菱UFJフィナンシャル・グループ一体となっての顧客支援も含めて、他社にはない独自の総合ソリューションをご提供致します。
5月15日に公表予定の2014年1~3月期の実質GDP成長率は、消費税率引き上げ前の駆け込み需要などによって前期比+1.0%(年率換算+4.2%)と高い伸びとなったと見込まれる。
1~3月期の高い伸びを主導したのが、消費税率引き上げ前の駆け込み需要によって急増した個人消費である。また、これまで緩やかな伸びにとどまっていた設備投資も、企業業績の改善を背景に力強く増加した可能性がある。このため、公共投資は減少に転じたものの、内需の寄与度は前期比+1.6%まで高まったと予想される。一方、輸出が横ばいにとどまった半面、輸入は駆け込み需要の影響もあって順調に増加しており、外需寄与度は前期比-0.5%と3四半期連続で大きめのマイナスとなった可能性がある。
名目GDPも前期比+1.1%(年率換算+4.6%)と前期と比べて伸びが高まったとみられる。GDPデフレーターは前年同期比+0.4%とプラスに転じた見込みである。