経営戦略
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6月9日公表予定の2014年1~3月期の実質GDP成長率(2次速報値)は前期比+1.4%(年率+5.6%)と、1次速報値の同+1.5%(年率+5.9%)から下方修正が見込まれる。ただし、修正幅は小幅であり、消費税率引き上げを控えた駆け込み需要によって景気が大きく押し上げられたとの見方に変化が生じることはないであろう。
需要項目別の内訳をみると、同期の法人企業統計の結果を受けて、設備投資が1次速報値の前期比+4.9%から同+4.7%に小幅下方修正されると見込まれ、在庫投資も同じく法人企業統計の結果を反映させると、実質GDPに対する前期比寄与度は-0.2%から-0.3%に下方修正されるであろう。また、公共投資は、3月の建設総合統計の結果を勘案すると、前期比-2.4%から同-2.7%に下方修正されると考えられる。その他の需要項目は1次速報値と大きくは変わらないであろう。