経営戦略
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1月の輸出金額は、5兆4219億円(前年比+1.3%)と2ヵ月連続で前年比で増加した(図表1)。輸出価格指数は前年比+1.6%と上昇に転じた一方で、輸出数量指数が同-0.3%と低下した。なお、1月の貿易取引の換算レートは1ドル=116.48円と12月からは円安が進んだが、前年比では2.6%の円高(16年1月の換算レートは1ドル=119.57円)であり、引き続き円建ての輸出金額が目減りしている。
品目別の動きをみると、自動車(前年比-6.7%)などが減少した一方で、自動車の部分品(同+12.5%)や鉄鋼(同+8.1%)が増加した。地域別では、米国向け(前年比-6.6%)とEU向け(同-5.6%)が減少したものの、アジア向け(同+6.0%)は増加した。
為替の変動等の影響を除いた実質輸出(季節調整値)は、1月は前月比-1.1%と減少したが、水準は依然として高く、均した動きは持ち直している(図表2)。 ....(続きは全文紹介をご覧ください)
図表1 輸出金額(前年比)の動向 図表2 実質輸出の動向