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グラフで見る景気予報(2014年1月)

2014/01/07

【今月の景気判断】

景気は緩やかに持ち直している。設備投資や輸出の持ち直しが一服しているが、経済対策の効果により公共投資が順調に増加し、住宅着工件数が駆け込み需要もあって高水準にある。また、個人消費も、雇用情勢が緩やかに改善し、賃金が下げ止まりつつあることを背景に緩やかに持ち直している。今後も、設備投資、輸出が持ち直してくることに加え、年度末にかけては消費税率引き上げ前の駆け込み需要で個人消費が増加すると予想され、景気は緩やかに持ち直していこう。増税後は個人消費を中心に反動減が表れ、景気は一時的に低迷すると予想されるが、輸出の下支えにより後退局面に入ることは回避できる見込みである。

【当面の注目材料】

  • 世界景気~米国の財政協議、金融政策の行方、中国および欧州の景気回復力
  • 個人消費~賃金の持ち直しの可能性、物価上昇圧力の影響、駆け込み需要と反動減の大きさ
  • 企業活動~円安と世界経済の回復が輸出に及ぼす影響、設備投資の再拡大の可能性
  • 金融~量的・質的金融緩和が国内景気に及ぼす影響、債券、為替、株式などの金融市場の動向

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