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グラフで見る景気予報(2014年3月)

2014/03/04

【今月の景気判断】

景気は緩やかに持ち直している。輸出の動きが弱いが、雇用情勢が緩やかに改善し、賃金が下げ止まりつつあることに加え、消費税率引き上げ前の駆け込み需要もあって、個人消費が増加している。また、経済対策の効果により公共投資が順調に増加し、回復が遅れていた設備投資も緩やかに持ち直してきた。生産も駆け込み需要により増加している。年度末にかけては、駆け込み需要で個人消費の勢いが強まると予想され、景気の持ち直しの動きは続こう。増税後は個人消費を中心に反動減が表れ、景気は一時的に低迷すると予想されるが、輸出の下支えにより後退局面に入ることは回避できる見込みである。

【当面の注目材料】

  • 世界景気~新興国の経済・金融への不安、米国の金融政策の動向
  • 個人消費~増税前の駆け込み需要と反動減の大きさ、賃金の持ち直しの可能性、物価上昇の影響
  • 企業活動~円安と世界経済の回復が輸出に及ぼす影響、設備投資の回復ペース
  • 金融~量的・質的金融緩和が国内景気に及ぼす影響、債券、為替、株式などの金融市場の動向

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