経営戦略
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日本は現在、人口減少と高齢化の進展という現象に直面しているが、こうした中、人材の教育・育成はこれからのグローバル化社会の中における日本の位置づけを左右する大きな課題と言えよう。また、100年に1度の経済危機と言われる時代であるが、こういう時代であるからこそ、「教育」や「人材育成」の価値がより高まっていくものと考えられる。
慶應義塾長で同大学理工学部教授の安西祐一郎(あんざいゆういちろう)氏は、21世紀にふさわしい教育の在り方について議論する「教育再生懇談会」の座長も務められていて、平成21年2月9日に「第三次報告案」をまとめている。
また、安西塾長は、世界的な金融危機に端を発する我が国の景気の悪化を受け、内閣総理大臣が、各界の有識者から経済政策について意見を聞く「経済危機克服のための『有識者会合』」にも招集されており、同会議において、「生涯学習立国・教育無格差立国・情報経済立国・医療安心立国の実現」を提案されている。
今回の編集長インタビューでは、グローバリゼーションの時代における、オープンで多様な教育のあり方について、安西塾長に多面的に語っていただいた。