経営戦略
三菱UFJフィナンシャル・グループ一体となっての顧客支援も含めて、他社にはない独自の総合ソリューションをご提供致します。
企業活動のグローバル化を背景に、東日本大震災およびタイでの大洪水等を踏まえ、自社で事業継続体制(BCP)を構築するのみならず、自社の調達先を中心としたサプライチェーン全体のリスクを把握し、適切に管理する必要性が高まってきています。
当社では、広域災害等が発生しても適時・適切に対応できるサプライチェーンを構築することを目的として、調達リスクの可視化、および戦略選定をご支援いたします。
貴社のサプライチェーンを可視化した上で、サプライチェーンのリスクおよびボトルネックの把握と最適化をご支援いたします。調達リスクの可視化・戦略選定のステップは以下の通りです。
対象とする重要製品、および調達品を明らかにします。リスクアプローチによりリスクが高いと思われる調達品を特定し、調査範囲とします。調査対象とするサプライヤーの階層・範囲を特定し、調査計画を立案します。
1次サプライヤーを通じ2次サプライヤーの調査を行います。試行の調査を行い、その状況を踏まえて本格調査を実施します。3次サプライヤー以降の調査も同様に行います。
調査を行った階層の中で、代替可能性、立地状況、事業継続への対応レベルなどの評価指標から、ボトルネック企業群を特定します。特に立地面では巨大地震のみならず津波・火災・液状化等の2次災害の影響も必要に応じて分析を行います。以上の分析を踏まえ、ボトルネックとなる企業群の特性に応じて、複線化(代替)、外注化/他地域との連携、BCP実効性の強化、在庫、標準化等の短期・中長期の戦略を選定します。