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調達リスクの可視化・戦略選定コンサルティング

概要

企業活動のグローバル化を背景に、東日本大震災およびタイでの大洪水等を踏まえ、自社で事業継続体制(BCP)を構築するのみならず、自社の調達先を中心としたサプライチェーン全体のリスクを把握し、適切に管理する必要性が高まってきています。
当社では、広域災害等が発生しても適時・適切に対応できるサプライチェーンを構築することを目的として、調達リスクの可視化、および戦略選定をご支援いたします。

コンサルティングプロセス

貴社のサプライチェーンを可視化した上で、サプライチェーンのリスクおよびボトルネックの把握と最適化をご支援いたします。調達リスクの可視化・戦略選定のステップは以下の通りです。

【Step1】プロジェクトの実施計画と対象範囲の特定

対象とする重要製品、および調達品を明らかにします。リスクアプローチによりリスクが高いと思われる調達品を特定し、調査範囲とします。調査対象とするサプライヤーの階層・範囲を特定し、調査計画を立案します。

【Step2】調査の実施

1次サプライヤーを通じ2次サプライヤーの調査を行います。試行の調査を行い、その状況を踏まえて本格調査を実施します。3次サプライヤー以降の調査も同様に行います。

【Step3】分析と戦略選定

調査を行った階層の中で、代替可能性、立地状況、事業継続への対応レベルなどの評価指標から、ボトルネック企業群を特定します。特に立地面では巨大地震のみならず津波・火災・液状化等の2次災害の影響も必要に応じて分析を行います。以上の分析を踏まえ、ボトルネックとなる企業群の特性に応じて、複線化(代替)、外注化/他地域との連携、BCP実効性の強化、在庫、標準化等の短期・中長期の戦略を選定します。

当社の強み・当社が取り組む意義

  1. BCPを熟知したコンサルタントが支援
    BCPを熟知したコンサルタントにより、貴社のBCPとの整合性を保ちつつ、調達リスクの管理により強固な事業継続が可能となります。
  2. サプライヤーのBCP構築レベルの評価・改善も支援
    各サプライヤーのBCP構築レベルを評価し改善していくことは、調達リスク管理の重要な施策です。弊社では貴社のサプライヤー評価のポイント、展開する施策のご要望を踏まえ、各企業に合わせたBCP評価項目を作成し改善に結びつけます。
  3. 調達リスク管理をCSR調達へ統合する
    調達リスクの管理は、平時における調達業務の一要素です。弊社ではCSR調達のコンサルティングも行っており、CSR調達の中で調達リスク管理をどのように展開していくのかのご相談も可能です。
  4. BCP策定ツール「BCPクリエーター」の提供
    調達リスク調査・戦略選定と直接の関係はありませんが、弊社が開発したBCP構築の支援ツール「BCPクリエーター」の活用により、効率的なBCP構築が可能となります。なおBCPクリエーターはISO22301と整合をとって開発されています。
コンサルティングや各種サービスについては、
こちらからお問い合わせください。
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社
コンサルティング事業本部

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