環境・CSR戦略

概要

企業経営におけるグローバルな経営課題の一つとして、環境・社会課題への対応があります。特に21世紀に入ってからは、地球環境問題だけでなく、途上国の人権、貧困問題や格差是正等、グローバルな視点をもって国際的な社会課題についても考えていかなければなりません。企業は、海外拠点を含むグループ全体のE(環境)S(社会)G(ガバナンス)の課題を特定し、バリューチェーンへ戦略的に展開していかなければ持続的な発展はありません。
企業は今後、経営戦略とCSRとの真の統合を必要とします。具体的には、事業戦略や商品開発等の創造的活動を通じて、本業に資するかたちで環境・社会貢献を実施することやバリューチェーン全体の安全・安心を強化することです。
当社では、貴社の現状のCSR活動のステージに合わせて、経営戦略とリンクした環境・CSR戦略の立案と実行支援を行います。

当社の強み・当社が取り組む意義

特徴①・・貴社の戦略を生かした環境ブランド・CSR力向上

企業に対する社会からの期待は日々高まっており、ステークホルダーが満足する経営を実現するには、強靱な経営基盤に加えて、ESGの視点から貴社に求められる社会的使命を見直すことが必要です。当社では、貴社の戦略を生かした環境ブランド・CSR力向上の支援を実施します。

特徴②・・投資家視点で非財務情報の適切な開示

国内外のESG評価機関やSRI指数(FTSE4Good Index、Dow Jones Sustainability Indexなど)によるESG評価基準は毎年レベルアップしており、収益の源泉であるESG指標について高い目標の設定と具体的な成果が求められています。
当社は、投資家視点で具体的な方針・仕組み作りから開示まで一貫して支援します。

特徴③・・定期的モニタリング・第三者評価

CO2の算定やESG評価は、明確な方針・目標の設定、取り組みの推進、成果の定量化と第三者モニタリング、開示という一連の流れの中で、体系的かつ継続的に行うことが不可欠です。
当社は、ESGギャップ分析や第三者モニタリングによって改善支援を実施します。

具体的テーマ

  • 環境経営・環境ビジネス
  • CSR(ESG)・統合報告

実績・事例

  • 遺伝資源アクセス基準策定支援
  • 生物多様性戦略立案・基本方針策定支援
  • 廃棄物管理体制整備支援
  • 二国間オフセットクレジット制度構築支援
  • オフセット・クレジット(J-VER)等創出支援
  • CDM(クリーン開発メカニズム)プロジェクト
  • ECOプラスチック等CO2排出量算定等支援
  • 新クレジットメカニズム制度設計検討事業
  • 食品廃棄物等業種別発生状況調査
  • 印刷産業におけるカーボンフットプリントの調査研究
  • カーボンフットプリント認証ルール関連調査
  • 環境格付評価制度構築支援・環境格付評価
  • 環境レポート作成支援
  • エコステージ評価
  • 持ち株会社CSR機能ベンチマーキング
  • 労働CSR将来展望調査
  • CSR戦略構築支援(ESGギャップ分析)
  • CSRレポート作成支援
  • FTSE4good支援
  • CSR情報発信支援
  • ソーシャルエコノミー調査
  • ソーシャルファイナンスに関する動向調査
  • ESG活用調査
  • 統合報告基礎調査

主な書籍

  • 『環境ビジネスのゆくえ グローバル競争を勝ち抜くために』(日科技連出版社)
  • 『経営に活かす環境戦略の進め方 環境経営からCSRに向けて』(オーム社)
  • 『わかるCSR 基本から最前線まで』(同文館出版)
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